鈴木敏文さん鈴木 敏文(すずき としふみ)セブン-イレブン・ジャパン http://www.sej.co.jp/ 1932年、長野県に生まれる。1956年、中央大学経済学部卒業後、東京出版販売(現トーハン)を経て、1963年、イトーヨーカ堂に入社。1973年、周囲の猛反対を押し切ってセブン-イレブン・ジャパンを創設し、売上高・経常利益とも日本一の小売業に育て上げた。現在、IYグループCEO、セブン-イレブン・ジャパン会長兼CEO、イトーヨーカ堂会長兼CEOとして、日本最大の流通グループであるイトーヨーカドーグループを率いる。 「商売の原点」 ★★★☆☆ 鈴木敏文 講談社 ・基礎体力や基本のできていないところに応用技はありえません。 ・経営は変化への対応がすべて。 ・地味なことを、地道に、これでもかこれでもかと徹底して積み重ねていく。 ・相対的な価値 絶対的な価値 ・量のみを追い続けても、そこには限界があります。しかし、質の追求には限界がありません。 ・消費は心理学 ・過去にとらわれない発想 過去を捨てなさい ・皮膚感覚 ・自分自身のアイデンティティ ・アロケーション ・お客様は味に対して敏感です。われわれがまずいと思っても、売れているんだから、それでいいじゃないか・・・えてしてそんなふうに考えがちですが、そういうものが売れているからよけいに怖いのです。 ・ストアロイヤリティ ブランドロイヤリティ ・教育はテクニックではありません。自分が率先して垂範していかなければ、本当の教育にはなりえません。 ・組織にあって「長」がつくのは、部下を通して仕事を人のこと。 ・売ることは考えることから始まる。商売に奇策はない。 「商売の創造」 ★★★☆☆ 鈴木敏文 講談社 ・われわれにとっての最大の競争相手は、同業の他社・他店ではありません。世の中の変化、お客様のニーズの変化こそが最大の競争相手なのです。この変化への対応力を失ったとき、破綻は免れません。 ・無関係に思われる情報こそ大事。 ・差別化 ・「十年ひと昔」という言葉がありますが、いまは「三年ひと昔」と言っていいほど、変化の激しい時代です。自分を変えることによって、お客様の変化に対応していかなければならない。 ・自分たちのいまやっていることについてすら徹底できていないのに、新しいことに手を広げて、それで成功する道理がありません。 ・自分の考え方や行動を否定し続けることで、新しいアイディアや改革、改善が生まれてくる。 ・世の中はこれだけ激しく変化しています。変化に対応するのが私たちの仕事のはずです。昨日までこれでいいと言っていたからといって、未来永劫にそれでいいというわけではありません。「朝令暮改」も状況によってはあってしかるべしなのです。 ・組織が大きくなればなるほど、小さいときとは異なるやり方が要求され、責任も重くなります。 ・世の中がどう動いているか、その中で私たちの存在はどうあるべきなのかということをつねに意識しながら、自分の仕事を進めていかなくてはならない時代なのです。 ・機会損失 ・過去のデータは百害あって一利なし 過去の延長上で仕事をやっていたのいでは、縮小均衡に向かう。 ・いい子になるな。 ・他人の後追いに将来はない。 ・昔の非常識がいまの常識、かつての常識がいまの非常識 ・マンネリは知らず知らずのうちに蓄積される。無意識の肯定の連続が、マンネリにつながる。だから怖い。 ・売れたと思ったときに売れなくなる。商売にゴールはない。 ジャンル別一覧
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